
基本的に、歯列矯正はメスは使う事がありませんが、通常の矯正では治療効果が得られない場合は、外科的手術によって矯正する外科矯正が行われます。外科矯正は、かなり本格的な手術となる分、治療効果も大きく期待する事ができ、矯正治療としては保険適応も認められる治療となります。
ほとんどの場合は、先天的な顎や歯の異常が認められるような場合に行われ、受け口や出っ歯などの症状では、外科矯正が行われる事はほとんどありません。外科矯正は、人工骨を使用して、顎の骨を矯正したり、余分な骨を削ったりします。
顎の位置がずれている場合、顎を下げたり、前に出したりしますが、外科矯正治療は、外科手術だけを行うのではなく、通常の矯正治療も合わせて行われます。この為、まず外科矯正を行い、その後通常の歯列矯正を行うので、非常に治療期間が長くなります。
外科矯正治療の流れは、まず外科術前に通常の矯正を行い、改善がみられないと外科手術を行って回復を待ち、また通常の歯列矯正を行うという流れなので、平均的に全治療が終了するまでに5年はかかるとされています。
外科矯正は他の矯正とは大きく方法が異なるので、担当する矯正専門医にきちんと説明をして貰い、自分でもどのようなリスクがあるか調べておきましょう。また、保険に関しても事前に調べ、どのように申請すればいいかも尋ねましょう。
外科矯正のメリットは、先天的に異常がある状態から正常な噛み合わせを手に入れたり、審美が大きく改善される事です。ただし、外科手術を行うので後遺症が出る危険があり、思った通りに仕上がる訳ではないというデメリットがあります。
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